2014年9月18日に電気用品の技術上の基準を定める省令の解釈の一部が改正され、一般家庭で使用される汎用性のある差込プラグ（全体がゴム製のものを除く）、及び本体に栓刃を有するマルチタップ等に対し、耐トラッキングの性能が求められるようになりました。（猶予期間：2015年9月17日まで）

2015年1月16日に電気用品の技術上の基準を定める省令の解釈の一部が改正され、一般家庭で使用される電気製品に組み込む汎用性のある差込プラグ（全体がゴム製のものを除く）に対し、耐トラッキングの性能が求められるようになりました。（猶予期間：2016年3月17日まで）

※2009年9月11日の改正で、個別に耐トラッキング対策が要求されている電気冷蔵庫・冷凍庫用に組み込まれる差込プラグについては、従来通り全体がゴム製のものを含む全ての極配置のプラグが対象となります。

1. コンセントとの突き合わせ面に接するプラグ及びマルチタップの外面であって、その栓刃（接地極を除く）に直接接する絶縁材料は、PTI（注１）が400V以上であること。
2. 栓刃間（接地極を除く）を保持する絶縁材料は、グローワイヤ燃焼試験（注２）を行ったとき750℃の温度に適合、又はグローワイヤ着火温度（注３）が775℃レベル以上であること。

※（注１）（注２）（注３）の試験概要については、電気用品安全法（PSE）の改正についてをご参照ください。