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防水性について

防水性について

商品名に「防水」とある器具は、電気用品安全法技術基準の「防雨形」の性能を有しています。 水溜まりの中、水中などではご使用いただけません。

明工社「防雨形」製品の防水性をIPコードで表記すると「IPX3」相当となります。
IPX3…鉛直から両側60度までの噴霧水に対して保護しており、防塵に対しての保護は規定していない

IPコードとは、IECやJISで規定された防塵・防水に関する保護等級の分類をコード化したもので、特性数字により保護等級のレベルを表しています。

IPコード
IP 

「IP」の後ろの最初の数字は「防塵等級」、2番目の数字は「防水等級」を表します。
「X」は防水と防塵の性能のうち、どちらかだけを表すときに使われる省略表記です。
それぞれの数字の内容は下記表をご参照ください。

第一特性数字
(危険な箇所への接近、外来固形物に対する保護等級)
0 無保護
1 こぶしが危険な箇所へ接近しないように保護
直径50mm以上の大きさの外来固形物に対して保護
2 指での危険な箇所への接近に対して保護
直径12.5mm以上の大きさの外来固形物に対して保護
3 工具での危険な箇所への接近に対して保護
直径2.5mm以上の大きさの外来固形物に対して保護
4 針金での危険な箇所への接近に対して保護
直径1.0mm以上の大きさの外来固形物に対して保護
5 針金での危険な箇所への接近に対して保護
防じん形
6 針金での危険な箇所への接近に対して保護
耐じん形
省略記号
X 特定数字を規定する必要がない(省略する)場合
第二特性数字
(水の浸入による電気機器への有害な環境に対する外郭の保護等級)
0 無保護
1 鉛直に落下する水滴に対して保護
2 鉛直に対して両側15度以内で傾斜したとき、
鉛直に落下する水滴に対して保護
3 鉛直から両側に60度までの角度で噴霧した
水に対して保護
4 あらゆる方向からの水の飛まつに対して保護
5 あらゆる方向からの噴流水によっても有害な
影響を及ぼさない
6 あらゆる方向からの強力なジェット噴流水によっても
有害な影響を及ぼさない
7 規定の圧力・時間で水中に沈めたとき、
有害な影響を生じる量の水の侵入が無い
8 関係者間で取り決めた等級7より厳しい条件下で
水中に沈めても影響が無いように保護
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