株式会社 明工社

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資料

電線の結線方法

ねじ端子の場合

■圧着端子接続

●製品図・取扱説明書などに記載されている寸法に合わせて電線を加工し、適合する圧着端子を工具でかしめます。
●JIS C 9711に規定する工具もしくは圧着端子メーカー指定の工具を用いて下さい。

■主な器具の適用電線と適用圧着端子
容量 適用電線 適用圧着端子
単線 より線
15A Φ1.6、Φ2.0

2m㎡、3.5m㎡

R2‐3.5、R3.5‐4
20A Φ2.0、Φ2.6 3.5m㎡、5.5m㎡ R3.5‐4、R5.5‐4
30A Φ2.6、Φ3.2 5.5m㎡、8m㎡ R5.5‐5、R8‐5

※タップ・ジョイントボックス・プラグ・コネクター等は、この表と異なります。必ず御使用になる器具の適用電線を御確認ください。
※より線をはさみ込み結線される場合、弊社指定の棒状形圧着端子をご使用ください。

●端子ねじを外し、圧着端子を端子ねじに組み込んで、適切なトルクでねじ締めします。
●端子ねじのサイズにより下記のように適正トルクが異なりますので、ご注意下さい。
●端子ねじのサイズは、それぞれの商品ページに記載しております。

■端子ねじの適正締付トルク
端子ねじの呼び径 M3 M3.5 M4 M4.5 M5
締付けトルク(N・m) 0.5 0.8 1.2 1.5 2.0
締付けトルク(kgf・cm) 5.1 8.2 12.2 15.3 20.4
+ドライバービット種類 No.2

※上記表の値は参考値となっており表の値の90~100%以内を推奨します。
※数値はJIS C8306に準拠

 

■はさみ込み接続

●器具に示されているストリップゲージに合わせて電線の被覆を剥き、端子ねじを緩めた後、電線挿入穴から端子と座金の間に電線を奥までしっかり差し込み、端子ねじを締め付けます。

●ねじの締め付けトルクは上記の表を参照にし、締め付け後には結線状態を確認してください。

※より線をご使用の場合で圧着端子接続が可能な器具では、出来るだけ圧着端子接続を行ってください。電線のほつれによるねじの緩みが発生し、発熱や発火のおそれがあります。

 

■巻締め接続

●心線が端子ねじの首の周囲に3/4以上巻き付くよう時計回りに輪を作り、端子ねじを輪の中に通して端子ねじを締め付けます。
●ねじの締め付けトルクは上記の表を参考にし、締め付け後には結線状態を確認してください。
※より線をご使用の場合で圧着端子接続が可能な器具では、出来るだけ圧着端子接続を行ってください。電線のほつれによるねじの緩みが発生し、発熱や発火のおそれがあります。

ML端子の場合

■電線を差し込む

●器具に記載してある適用電線の心線をストリップゲージに合わせて剥き、電線挿入穴にまっすぐ奥まで差し込んでください。
●ストリップ寸法は器具により異なりますので、ご注意ください。
また心線が曲がっている場合は、まっすぐに直してから差し込んでください。
●より線をご使用の場合は、弊社指定の棒状形圧着端子を圧着してから差し込んでください。より線をそのまま差し込むことはできません。

正しい結線状態です。心線は奥まで確実に差込んでください。

心線が差込み不足にならないようにしてください。

ストリップが短い状態で結線しないでください。

■電線を抜く

●電線を抜く際は、電線外し釦をマイナスドライバーでまっすぐ に押し込み、電線を引き抜いてください。
●マイナスドライバーをこじると器具が破損しますので、ご注意 ください。

OAタップ・機器用コンセント(タップ形)結線方法

OAタップを用いて「延長コードセット」として製造販売する場合は、経済産業省への申請が必要になる場合があります。詳しくは「電気用品安全法(PSE)の改正について」のページをご参照ください。

● 適用電線  

VCTF2mm23心(約φ8.5)  
VCT(S-VCT)2mm23心(約φ11)

ご注意VCT(S-VCT)結線時には、コード孔ブッシングを取り外してください。

 

適用圧着端子:丸型圧着端子R2-3.5
端子ねじの締付トルク:0.72~0.8N・m
組立ねじの締付トルク:0.5±0.05N・m

ご注意このトルク範囲を外れた場合、ねじが締切らないか、蓋が破損する可 能性があります。 また、必ずコード孔側のねじ2箇所を先に締付けてください。

2コ口 4コ口 6コ口・8コ口

 

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